2014年1月15日水曜日

【その23】入院12日目(術後10日目)

今日は退院の一日前ということで、
傷口にとめてあるホッチキスを半分外しました。
痛くはなかったです。もう半分は明日取る予定。

あと今日は執刀医に手術で行ったことの詳細を話してもらいました。

というのも、術後なんの説明もしてもらってなかったのです。

もし知らないところで、例えば何かを固定するための
金属を入れていたりだとか、特殊な処置をしていた場合、
今後にも関わるだろうし、ちゃんと知っておきたかったので、
(金属入ってたら例えばMRIとかできないしね)
自分からお願いをしてお話をしていただきました。

最初胸腔鏡で脇の下から摘出する予定だったが、
腫瘍が静脈とかなり強めに癒着して離れなかったため、
胸腔鏡で続けるのは危険と判断し、
(強引に取ろうとして静脈が破けたりしたら大変)
胸骨正中切開に切り替えたということ。
(胸骨正中切開だと遠隔操作ではないので手術しやすい)

胸骨正中切開後、やはり静脈との癒着が強く、腫瘍だけを
摘出するのが難しかったため、静脈との合併切除を行ったということ。

などを説明していただきました。

えっ!?静脈も切り取っちゃったの?
大丈夫なの?再建は行ったの?

と思った方、僕もそう思ったので、
質問してみました。

どうも、静脈の途中がなくなっても、他のルートから
ちゃんと心臓に血が流れていくので大丈夫とのことでした。
なので再建もしていないとのことでした(汗)

分かりにくいかもしれませんが、
下の図で通常が①だとすると僕の静脈は②のようになってます。

① ②
┃ ┃
┃ 
┃ ┃
○ ○ ←心臓

ちょっと不安だったので自分でも調べてみました。

どうも、静脈には再建が必要な静脈と
必要でない静脈があるらしい。

上大静脈や右腕頭静脈などは再建が必要だが、
左腕頭静脈では再建を要さないらしい。

僕の腫瘍が癒着してた静脈はおそらく
左腕頭静脈だったんだと思います。
というわけでちょっと安心しました。

余談ですが、奇形腫のような良性の腫瘍の場合、
あまり強い癒着は見られないとどこかで読んだのが
ちょっとだけ気にかかってますが今は忘れることにしますw

明日はいよいよ退院だ!

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