2014年1月6日月曜日

【その14】入院3日目(手術当日)

いよいよ手術の日がやってまいりました。
手術は朝8時開始です。

いつも通り、朝6時に起床。
洗顔、歯磨きを済ませます。
朝食はありません。少量の水なら可のようでした。

7:30ぐらいに嫁のお父さんとお母さんが来てくれました。
手術中何かあった時のために家族は近くにいてください
とのことだったので来てもらいました。

なんと嫁は風邪なのかノロウィルスなのかインフルなのか、
そんな症状にかかってしまい自宅待機することにしたようです。

ちょっと寂しいですが、仕方ないですね。
そんな中でも朝早くから来てくれた
お義父さんとお義母さんには感謝です。

手術着に着替えて待ってると、7:45頃車いすでお迎えが来ました。
いよいよです。

手術室の近くでお義父さんたちと別れ、部屋に入りました。
入るとそこは手術室ではなく、手術を受ける人の待機場所のような場所で、
同じような服を着た人たちが3~4人いました。
みんなこれから手術を受けるのかぁと思うと少しは不安が和らぎました。

チェック等が終わり、本当の手術室に入りました。
当たり前ですがドラマで見るような本格的な手術室でした。

ベッドに横になり、麻酔の準備が始まりました。
もちろん全身麻酔です。

最近の全身麻酔はまず背中(背骨に沿って)に管を入れ、
そこから麻酔を入れるようです。
最近というよりは場合によるものでしょうか。

この管を入れるときが独特です。ベッドの上で横向きになり、
体育座り(膝を抱える)の体勢になります。

背中を丸めることで背骨の間隔が広がり管が入りやすくなるそうです。
管を入れてる時、微妙な痛みとともにコツコツという音が鳴ります。
我慢できないほどの痛みではないです。

管が入ればあとは麻酔を入れるだけです。
入れる合図があったかどうかは忘れましたが、天井がゆっくり回りだし、
だんだんと意識が薄れていくのが分かりました。
















それから目が覚めたのは17時でした。

どうやら9時間も眠っていたようです。
場所は手術台横のストレッチャーの上でした。

どういう仕組みか分かりませんが、
手術終了直後のタイミングで目覚めたようです。

その状態のまま、執刀医から軽く手術の説明を受けました。 
どうやら、胸腔鏡手術で終わらず、二段階目の
胸骨正中切開まで進んでしまったようです。ぐはぁ!

腫瘍が静脈と癒着していたため、胸腔鏡では太刀打ちできず、
胸を開いて、その癒着部分の対処を行ったようです。
腫瘍自体は良性なので心配はいらないとのことなので安心しました。

が、体中が痛いです。。
痛いから早く病室に戻りたいのに、なかなか運んでくれません。

痛みとイライラでたまらない不快感の中、
何分待ったか不明ですが、ストレッチャーが動き出しました。
(実際は数分だったのかも知れません)

病室のベッドに戻り、朦朧としながら9時間も待っていてくれた
お義父さんたちに涙ぐみながらお礼を言って帰ってもらいました。

それからはうる覚えですがまた眠りについたのだと思います。。

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